「熊野大花火大会に訪れる方の為に」熊野市に具申

吉野熊野新聞社 平成30年8月26日付(25日土曜日の夕刊として) 

■今回木本町交差点に「この先23時まで国道42号線へ出られません松原交差点へ迂回してください」と立てかけていました。しかし井戸町交差点では、名古屋方面に曲がれないとの事です。

(木本町交差点で警官に確認、規制図でも右折指定方向外通行禁止)

私は木本町交差点に立てている看板と、交通規制図では矛盾が生じると思いました。

立てかけるなら「新宮・串本方面の方は松原交差点にお回り下さい」と書くべと存じます。

■観光バスは出発まで時間がかかります。

それはまず乗客がトイレに駆け込むからです。

何より土地勘がないので、駐車場に戻るのにも時間がかかります。

特に井戸小学校に止めている観光バスの乗客は大変です。

対策として帰りの各交差点と十字路に、イビューサの方々に立って頂き道案内をして頂きます。

■学生ボランティア「IVUSAイビューサ」は2011年紀伊半島豪雨災害の時に初めて熊野市に訪れました。

2012年から熊野大花火大会のボランティアに来て頂いています。今では花火大会以外にもボランティアに来て頂いています。

今回ペットボトルと野菜ジュースを差し入れしました。以前は熱い講堂で寝泊まりしていたので冷蔵庫をお貸したこともありました。今年初めて夕食中にお邪魔しましたが、木本小学校講堂の中はムンムンです。

この中で食事をとると、熱中症になりそうです。花火関係者も一度一緒に食事を取り現場を知ることです。

昨年は6名の方が熱中症にかかりました。今年は改善が有り熱中症の患者が出ませんでしたが、過酷な環境には違いありません。関西からボランティアに訪れる学生で往復2万円程の交通費です、関東では幾ら掛かるのでしょう。

ボランティアの為にバイトをして、夏休み熊野に来て頂いて入るのです。

個人で出来ることは小さいですが、来年は業務用扇風機を2台持ち込み食事される場所を換気して室温を下げたいと思っています。これも現場を見るから判ることです。　昨年伊賀市がボランティア不足で、花火大会が中止に追い込まれました。

当初熊野市にイビューサが応援に訪れた時は、別に要らないようなことを職員が話していました。

今となっては必要不可欠です!!もし居なかったら熊野大花火大会の開催が危ぶまれる事になりかねません。

待遇面も以前とは改善されていますが、まだまだ不十分です。昨年から花火大会当日は午前5時半から遮光ネット作業に駆り出されています。

歩行者天国での屋台の方は9時過ぎから準備を始めていますので、8時から作業して頂いた方が少しでも体を休めます。酷使して使うと熊野市もブラック企業の仲間入りです。そのうち見放されてしまうかもしれません。

イビューサさんとは何時までも応援して頂く為にも、もう少し待遇を考えた方が宜しいかと思います。

今年は202人もの学生が応援に熊野に来て頂き、19日閉会式を終えて帰られました。「お疲れ様です、来年も宜しくお願いします」

■熊野大花火大会に来て頂いた方に、良い印象を持って帰って頂きましょう。

私が聞いた話では、帰路木本町交差点で対応した警察官がとても丁寧に案内してくれて感謝していますと言っておりました。

会議室で話し合うだけでは分からないことが多いものです、現場に出向き現状を把握することが一番です。

以前警察官と熊野大花火大会の交通渋滞の改善話しをしたことが有ります。

観光バスが来る迄一般車両を通行させた方が、渋滞が緩和される話をしました。

今年最初に木本小学校を出発した観光バスが22時40分です(昨年は22時28分)

それまでに一般車両を国道に出したら、何十台いや百台以上の車両を出すことが可能と思います。

左側通行帯で順番を待っている一般車両のドライバーは、右側を逆走して観光バスが走り抜けるのを羨ましく見届けるだけです。これも規制図に「22時55分迄、観光バスが右側を優先に走り交差点を出ます」と書いていた方がドライバーの気分を害しません。

今年は木本小学校の観光バスの停め方が良くありませんでした。昨年は出やすく駐車していたのにその差が出たのでしょうか？運動場の工事中も影響したと思いますが。

■花火会場で観覧の時ですが、三尺玉海上自爆や鬼ヶ城大仕掛けの時はマイク放送で「立ち上がってみないで下さい。三脚の方はフルに立てないで下さい」の事前呼びかけをしないと後ろの方が見えにくくなります。

びわ湖大花火大会では三脚禁止です。その代わり今年からカメラ席を設定して完売しました。熊野市も見習うべきです。

■市街地のトイレが足りないとの事です、浜は十分ですので一部を市街地に移動しましょう。

日中駅前から上木本をウロウロするから、市街地のトイレを増やすべきです。

飲食物を販売しているのに、トイレが市民会館と小学校にしか有りません。

以前は壁によく小便をかけられましたので、以降入口に鎖を取り付けたものです。

昔の浜には、ベニヤ板で作ったトイレが各ゲートに一つだけでした。

学生時代に花火のバイトをしていて、汚いトイレを運ぶ時が嫌だったのを覚えています。

その後簡易トイレが設置されましたがそれでも足りず、1階2階の各トイレに数十人並び、特に2階トイレは階段迄並んでいたので一部を3階トイレに誘導したこともありました。毎年8月の水道料金が跳ね上がったのも覚えています。多分当時は一般の民家にもトイレを借りに行っていた事でしょう。

今年の帰路は記念通りで、午前1時位まで渋滞がしていました。来年は土曜開催です!!

公共施設のトイレ使用時間をもっと早く解放して、もっと時間を延長しましょう。(今年は24時迄)

■観覧者にもっと興味を持って頂くためにも、プログラムに担当煙火店を明記して投票させるのは如何ですか。今年から新たに堀内煙火店が加わりました。一番人気の煙火店に「熊野大花火大会NO.1煙火店」と毎年表彰したら、4店舗が切磋琢磨して熊野大花火大会の順位が年々上がっていくと思います。

私は鈴鹿で競技に参加していますが、2017年から別のクラスが無くなり、レベルの高い方々が私たちのクラスに入って来て4位まで順位を落としました。そこから少し本気モードになり、2018年1月はパーソナルベストを10年ぶりに更新するも2位に甘んじました。レベルの高い方々と切磋琢磨すると、おのずとタイムが上がります。

■現場に出るだけで色々と判って来ます。これをフィードバックしてより良い熊野大花火大会に致しましょう。　ここでは書き切れないほど色々とご提案が有り、現在鋭意作成中です。2018年度の観光スポーツ交流課長、話を聞いて頂けたらご来店ください。

★☆掲載から1週間が経ちましたので、 追加具申させて頂きます☆★

■現在の有料浜席の最後列35マスを縦に半分にして70区画のカメラ席が出来ます。

むろん来年からは、浜での三脚の使用を禁止を明記します。(びわ湖大花火大会も禁止)

料金は据え置きの6,000円にて先行販売します。また付加価値にパイプ椅子を付けて6,500円は如何でしょうか。

万が一にも売れ残りが有った場合は、仕切りを横に戻すか、１マスで有料浜席として販売します。